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金融機関様に向けてITソリューションをお届けして、当社も十数年が経ちました。

お客様だけでなく、パートナー企業様にもご支援、ご指導いただき、創業以来持続的な成長が出来た事を、この場を借りまして、改めてお礼申し上げます。

近年、当社では金融機関様だけでなく、第一次産業・研究機関・教育機関など様々な分野のお客様とお取引する事が増えて参りました。AIを適用した蓄積データを活用をした収益向上やコスト削減に向けたプロジェクトでご一緒させて頂く事が特に多くなっております。

ご支援の形もシステム構築だけでなく、
・コンサルティング
・ビジネス企画
・研究機関様との共同研究
・学会発表
・スタートアップ企業の設立
・……
など、期待して頂けたサービスも多様で、当社も良い経験を積ませて頂けました。

近年の取組から、改めて感じる事は、「IT技術」も「学術的知見」も「AIを始めとする先進技術」もあくまで「手段」であり、保持すべき技術や知識であるが、目的ではないという事です。

お客様の高度な業務をITを利用し効率化するには、お客様の「業務」や「取り巻く環境」を理解せねば、真の解決には結びつかないという事です。

創業以来、お客様の「業務」や「取り巻く環境」の理解にこだわり、金融機関様に向き合って来た経験が、他業界やサービスの形が変わろうとも、プロジェクト終了時に当社がお客様の笑顔を見れた事に繋がっていると確信しております。

企業規模、業態、国を超えた経済活動は、今後増々活発且つスピードが早まるでしょう。当社も近年、そのスピードを肌で感じています。

世界中で企業が提供しているあらゆるサービスは、もはや「無いものが無い」と言って過言ではないでしょう。

当然、利便性の向上、コストの削減、精度やスピードの向上の余地はあり、高度化は当たり前に進むと考えられますが、今後経済活動に必要なものは「価値の創造」ではないでしょうか。

日頃、様々なお客様とお話すると、お客様はいつも「創造」しています。
頭の中には、その業界のプロとして、業界の未来や理想を想像し、想い描いている新しいビジネスや業務改善方法があるのです。

素晴らしい企業やサービスが多くある世界です。当社が同じ事を行っても面白くありません。我々は、お客様の創造を具現化するだけでなく、更なる創造を掻き立てるソリューションを提案して参ります。

企業規模、業態、国を超え、我々の想いが届きますように。

市川 大介
市川 大介 DAISUKE ICHIKAWA 代表取締役社長