協業をご検討の方へ

数理分野のプロフェッショナルがお客様の顧客やプロジェクトをサポートします。

このような課題をお持ちではないですか?

  • 自分たちの話を分かってくれる相手がなかなか見つからない
  • 信頼できる相手であれば、業務の多くを頼みたい
  • 顧客のニーズを掘り起こして、打ち手を考えるのが難しい
  • AIやアルゴリズム分野の知見が不足しており、高度な相談への対応に不安がある
  • 数理分野など専門性が高い領域へのリソースが不足している
  • 新しい技術やサービスを展開するには、専門領域を広げる必要があると感じている
  • さまざまな面での折り合いがつかず、協業が開始できない

過去の相談内容

リネアではさまざまな契約形態での、幅広い協業事例があります。ここではその一例を紹介します。

  • AMLフィルタリングサービス|金融機関

    金融系ITベンダーから、自社サービスであるAMLフィルタリングシステムの照合処理部分に当社プロダクトであるKeruxを組み込みたいとの依頼を受け協業を開始。独自アルゴリズムの追加開発なども実施。

    契約形態
    プロダクト利用契約(ライセンス型)
    AMLフィルタリングサービス|金融機関
  • 経営データ分析|水道事業

    ITコンサル企業から、顧客企業の経営データ分析に関する提案を受ける。データ分析業務と結果の可視化アプリ製作に業務を分け、データ分析領域をリネアが担当。ラボ契約にて継続的な支援を提供。

    契約形態
    チーム常駐契約(ラボ・パッケージ型)
    経営データ分析|水道事業
  • 取引先企業の検索サービス|中小企業

    情報通信事業者から、自社サービス大規模改修の相談を受ける。類似システム開発時の知見を基に、サービスでの証跡データの保持や利用フローの設計・開発などで協力。

    契約形態
    成果連動型契約(レベニューシェア)
    取引先企業の検索サービス|中小企業
  • 金融機関をつなぐ信用リスク取引プラットフォーム | 金融機関

    金融取引所から、自社サービスの新規立ち上げについて相談を受ける。Rudimentsを提供する形で協業を開始。プラットフォーム構想段階から参画し、計算機能部分の設計・開発を実施(※)。

    契約形態
    プロダクト利用契約(ライセンス型)
    金融機関をつなぐ信用リスク取引プラットフォーム | 金融機関

    ※東京金融取引所(TFX)『信用リスク取引プラットフォーム - CRMP

特長

リネアの5つの強みを通し、多くのお客様から選ばれる理由を紹介します。

  1. POINT 01

    数理分野の知見と支援実績を活かしたご提案

    プロジェクトに参加する社員の多くは博士課程を修了した数理分野のプロフェッショナルです。金融・農業・物流など幅広い業界での支援経験を活かし、最適な打ち手を提案します。

  2. POINT 02

    開発や分析を担う技術者が商談段階からサポート

    商談段階から技術者が同席し、技術や理論を踏まえた実現可能性の高い施策をご提案します。課題整理や方向性の検討からご支援できるので、課題が漠然としている段階でもご相談いただけます。

  3. POINT 03

    プロジェクト化前のニーズの掘り起こしから対応可能

    ヒアリングを基にニーズの掘り起こしから対応します。「解決方法が分からない」「新たな提案に困っている」など、プロジェクト化までの漠然とした段階でもぜひお声かけください。

  4. POINT 04

    金融業界で20年以上の実績が保証する取引安全性

    金融業界において20年以上、業界問わず600社以上の支援実績があります。また、支援会社との協業実績や、リネアのプロダクトの改善実績も豊富です。

  5. POINT 05

    ニーズに応じた契約形態

    プロジェクトの規模や目的に応じて、スポット・チーム常駐・プロダクト利用・成果連動など柔軟に対応可能です。単発の技術支援から継続的な協業まで、相談内容に応じた契約形態をご提案します。

    契約形態概要
    スポット支援契約
    (人月単価型)
    一定期間・人数での技術支援を行います。短期案件や作業範囲が明確な場合に最適です。
    チーム常駐契約
    (ラボ・パッケージ型)
    リネアの人材をチーム単位で一定期間確保できます。複数プロジェクトでも対応可能です。
    プロダクト利用契約
    (ライセンス型)
    リネアのプロダクトやAIモデルを導入・ご利用いただけます。自社システムへの組み込みも可能です。
    成果連動型契約
    (レベニューシェア型)
    協業で開発したプロダクトやサービスの成果に応じて報酬を分配する形式です。

協業事例

支援会社との協業・サービス改善事例が豊富にあります。金融業界に限らず、医療、農業、地方創生分野などでAI・DXを推進しています。

  • 既存システムそのままに、高度なあいまい照合を実現

    業種
    金融系ITサービス
    相談部署
    IT部門
    企業形態
    法人(システムベンダー)
    想定システム利用企業数
    約150社
    実施期間
    2023年4月~2023年7月
    Kerux導入事例

    ご支援内容

    相談背景
    • 既存のAMLフィルタリングシステムにあいまい照合機能がない
    • 既存システムのUIや操作感は変えたくない
    • 既存サーバーをそのまま使用したい
    • 今後の当局監査でアルゴリズムの質問などに回答できるか不安
    提案内容
    • 現行システム内への「Kerux」の追加導入として以下を提案
    • あいまい照合アルゴリズム
    • 組み込み作業時の技術支援
    • アルゴリズム選定や閾値設定に関する知見提供
    結果
    • 既存システムのUIや使用サーバーはそのままに、あいまい照合が利用可能に
    • Keruxが組み込まれたシステムは、現在約150社で稼働中
    • 当局監督・検査時に、明確な照合基準や判定根拠が説明可能に

    担当者

    渡邊 英樹

    デジタルソリューション&コンサルティング事業部 事業部長

    渡邊 英樹

    会社全体の強みを最大限に引き出すため、部門やプロジェクトを横断した全体最適の視点で業務に取り組んでいる。各部のリソースや専門性を効果的に組み合わせることで、組織としての価値提供力を高めることを重視。特に情報セキュリティ対策に注力しており、社内体制の整備や運用管理を通じて、安心してサービスを提供できる環境づくりを推進している。

    寺島 拓

    AMLソリューション開発部 システムエンジニア / 博士(科学)

    寺島 拓

    東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻を修了後、株式会社リネアに入社。市場系パッケージの導入を経験したのち、AMLフィルタリングパッケージの導入業務に従事。多数の導入プロジェクトを担当しており、要件定義から開発、保守運用まで一貫して対応可能。幅広い工程を担える柔軟性と豊富な経験を強みとしている。

協業開始までの流れ

協業開始までの工程を細かなタスクに分けて管理し、プロジェクトがスムーズに進むためのワークフローを整えています。

  1. 01

    お問い合わせ

    資料請求やお問い合わせフォームよりご連絡いただきます。
  2. 02

    打ち合わせ
    (約1~3回)

    当社のサービス紹介を行い、お客様の体制やプロジェクトの背景、顧客の状況を把握したうえで、課題を特定します。
    • ※詳細な提案や見積もりが必要な場合は、簡単なデータ分析や現地視察を実施し、課題整理を行うこともあります。
  3. 03

    進め方の決定

    課題を踏まえて進め方を決定します。実現の可能性や効果を踏まえ、代替案をご提示することもあります。
  4. 04

    本契約の締結

    ご提案内容に同意いただけましたら、本契約を締結し、プロジェクトを開始します。
  5. 05

    契約内容の具体化

    契約内容に基づき、プロジェクトの進行体制・スケジュール・成果物などをすり合わせ、実施計画を固めます。
  6. 06

    体制構築

    当社側での人員確保・体制調整を行うと同時に、必要に応じてお客様側でも社内体制を構築いただきます。
  • ※契約形態(スポット支援/ライセンス/レベニューシェアなど)に応じて、進行ステップや内容が一部異なる場合があります。
  • ※各ステップで必要に応じてNDAの締結をお願いすることがあります。

費用について

すべての費用を公開することは難しいため、参考となる事例を掲載しています。詳細なお見積もりは、案件の内容や規模、契約形態などに応じて個別にご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。

  1. case1

    リスクの定量評価・格付判断の仕組みを構築

    業種・業態
    情報・通信業
    従業員規模
    2,000~4,000人
    契約形態
    スポット支援契約(人月単価型)

    2,000~4,000 万円


    対応内容
    データによるスコアリングと格付判定ロジック
  2. case2

    高度なあいまい照合を実現

    業種・業態
    金融系ITサービス
    従業員規模
    約150社
    契約形態
    プロダクト利用契約(ライセンス型)

    ~10,000 万円


    対応内容
    環境制約に対応した動作検証とベンダー支援
  3. case3

    信用リスク管理プラットフォーム

    業種・業態
    金融取引所
    従業員規模
    ~100人
    契約形態
    プロダクト利用契約(ライセンス型)

    非公開


    対応内容
    弁済スケジュール展開、入札ロジック提供

よくある質問

  1. Q1.

    協業形態はどのようなものに対応していますか?

    スポット支援契約、チーム常駐契約、プロダクト利用契約、成果連動型契約など、プロジェクトの目的やご予算に応じてさまざまな形をご提案します。

  2. Q2.

    自社ブランドでの展開(OEMやホワイトラベル)は可能ですか?

     ご相談内容によりますが、可能です。技術提供やモデル開発をリネアが担当し、お客様のブランドとして展開した事例もあります。

  3. Q3.

    顧客の業界が特殊で知見が少なく困っているのですが、協力してもらうことはできますか?

    まずはお気軽にご相談ください。リネアでは業界特性を丁寧にヒアリング・調査したうえで、最適なご提案を行います。

  4. Q4.

    予算や納期に厳しい制約がある案件でも相談可能ですか?

    ご予算やスケジュールに応じて、現実的な対応策をご提案します。

  5. Q5.

    顧客からの相談内容が曖昧でも、一緒に検討してもらえますか?

    はい、初期段階のご相談も歓迎しています。ニーズの整理やプロジェクト化から共に進めさせていただきます。

  6. Q6.

    顧客への提案段階から同席してもらうことは可能ですか?

    はい、可能です。ご要望に応じて、打ち合わせや提案書作成、プレゼンテーションまで柔軟にサポートします。

  7. Q7.

    自社のエンジニアと連携した体制を組むことは可能ですか?

    可能です。お客様の開発チームや営業担当者と連携し、スムーズにプロジェクトを進められるよう体制を構築します。

  8. Q8.

    すでに進行中のプロジェクトに途中から参加してもらうことは可能ですか?

    可能です。現状の状況整理や既存資料の確認を丁寧に行ったうえで、途中参加でもスムーズな進行を支援します。

  9. Q9.

    継続的な形での協業も可能ですか?

    単発のプロジェクトだけでなく、継続的な連携も可能です。長期的なパートナーシップを築き、定例会の実施や案件レビューなどを継続しているケースもあります。

掲載実績以外にもお伝えできる情報が多くあります。
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